THINK FUTURE

imagie kitchen

可動キッチンの商品開発


ユーザーのライフスタイルやライフステージに応じて住戸内のレイアウトを自由に変えられる、可動キッチンシステムの開発

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自由な間取りを実現するための空間構成

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給排水及び電気の接続ポート

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キャスターと固定方法

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循環式レンジフード


16年2月10日放映 BSフジ/ガリレオX

アニメムービー:imagie kitchen と KANAU PLAN

可動キッチンの開発コンセプト

現在のマンションの購入者はファミリー層だけではなく、単身世帯やシニア世帯など多様化しています。暮らし方も変わり、家族間でのプライバシーよりもコミュニケーションの取りやすさを重視する傾向にあるため、以前にくらべ部屋数へのこだわりがなくなってきました。またライフステージが変わっても同じマンションに住み続けたいといった永住志向や、ライフステージに合わせて部屋も変えたいといったくらしの可変性、創造性にこだわるユーザーも増えてきました。このような時代背景や多岐にわたるマンションユーザーの要望に応えるため、ユーザーのライフスタイルに合わせてスペースをデザインできる新しい居住空間を目指しました。「可動間仕切収納(Kanau Shelf)」に加え、ダクトレスの循環式レンジフードを搭載した「可動キッチン(Imagiekitchen)」を三井不動産レジデンシャル及びタカラスタンダード、富士工業と共同開発し、LDK の位置変更まで含めた大掛かりな間取り変更が、大きな負荷なく実現できるようにしました。

整形で天井・床面を完全フラットにした空間設計

自在に空間構成できるフラットな住空間を得るために、居室から梁と柱を排除し、給排気ダクトもサービススペース側にレイアウトし、柱・梁が居住空間に出ない完全フラットな空間を実現しています。それに加えて、浴室、洗面、トイレを1 カ所に集中することで、自由にレイアウトできるゾーンを広げ、専有面積の約80%を自由に変更できる空間としました。

キャスターで可動するオリジナルキッチンユニットの開発

ユーザー自身が自由に空間をデザインするにあたり「キッチンも自由に動かしたい」という願いがありました。しかし天井固定型のレンジフードに縛られるため、キッチン開発にあたり循環式レンジフードを新たに共同開発しました。またレイアウトのバリエーションを広げるため、シンク部分とコンロ部分が分割できるようにしました。

専有部内に設置した数か所のキッチン接続ポートの存在

通常のリフォームでキッチンの位置を変更する際は、床や天井を含む大掛かりな工事になるうえ、場所によっては配管ルートが取れない等でリフォームできない場合もあります。この提案では、専有部内に給排水、給湯および電源をあらかじめ施工した「キッチン接続ポート」を数か所設置することで、短時間かつ簡単な接続工事のみでキッチンの移動を可能としています。

プランに合わせて自由にグルーピングできる照明計画

各照明は1つ1つにアドレスが設定されており、アドレスの組合せを変更することで、照明範囲を自由にグルーピングができるようにしました。プランを変更した際にも、グルーピングを変更するだけで、間取りに適した照明計画が可能となり、各部屋からもリモコン操作でON/OFF が可能としています。

主要な設備スイッチの集約で、空間レイアウトの自由度を拡大

カラーモニター付インターホンをはじめ、床暖房コントローラーや給湯リモコン等をコアゾーンの壁面に集約することでスイッチ類に左右されない自由な空間レイアウトを実現しています。

予定や目的に合わせて居室の数や広さを時間単位で変更することが可能になるシステム

自宅でイベントの予定ができた時にも、居室の数や広さを時間単位で変更できるので、今までにはない手軽さで居室を用意することができることから、住む人が「すまい」に制限されずにくらしを楽しむことが可能となります。また居住者のライフステージが変化した際にも、間取りを変更することで快適なすまいを実現できます。


※開発にあたっての参加企業

三井不動産レジデンシャル株式会社(事業主)、プロセブン株式会社(耐震マット(キッチン))、タカラスタンダード株式会社(キッチン)、パナソニック株式会社(照明・照明制御)、富士工業販売株式会社(レンジフード(キッチン))、株式会社LIXIL (オプション サッシ用スペーサー)、株式会社大塚家具(耐震器具(キッチン))